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2009年08月24日

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

先週末からいきなりTOPが大和に変えておりますので、若干順序を変えて大和ミュージアムをご紹介します。

2005年4月23日 終戦後60年の年月を経て呉の地に開館しました。

呉といえば海軍の一大拠点の一つであり海軍工廠と呼ばれる生産、修理、改修を司る軍の根幹です。
工廠はこの他横須賀、佐世保、舞鶴の3箇所が有り、呉は他を大きく引き離していたそうです。

戦艦大和と言えば子供から大人まで幅広く知られ、日本で一番有名な艦艇であることには変わりありません。

ただここで注意したいのは、大和というシンボルがイデオロギーと融合して誤解されないようにお伝えしたいと言うことです。
今回σ(・_・)もオトウト君もこの点に留意し、純粋に工業製品としての艦艇を復元プロジェクトに興味を持っています。
しかし、この戦艦大和が歩んできた歴史は常に戦争の道です。
ここに戦艦大和を取り上げるにあたって犠牲になられた方々のご冥福を謹んで祈念するものです。

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

右舷前方から望む 艦首から艦中央に向かって傾斜がついているのが分かる。

縮尺 1:10 全長25mを越えています。
横の人物を比べても大きさは推測出来ますね。


さて、他の角度からも見ていきましょう。

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

艦首方向から望む・・
菊花紋章が輝いています。その下、波きりのエッジがするどく大和の特徴であるバルバスバウが見えます。

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

艦底から左舷方向を見る。

さらに艦尾にまわります。

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

この大和は最後のドック入りの姿で昭和20年1月、沖縄特攻前時の姿です。
この時機銃の大幅な追加が行われ、艦尾にも2台の九六式二十五粍三連装が配置された。

この最後のドック入りで多くの機銃座はシールドを撤去され開放式となっている。
これは用兵の問題もあると考えるが、被害率は上がったものと考えられる。

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

艦尾にはカタパルト設置され、観測機が放出されます。
大和には7機積まれていたそうです。

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

大和と言えば「46㎝主砲」です。
当時も今もこれを越える火器をもった戦艦は存在しません。実際には二番艦「武蔵」と二艦だけと言うことになります。
主砲弾は2mを越え、最大射程は42キロ。実際の戦闘では35キロ先の艦船を見つけるが反転され性能を確認できないまま沖縄特攻に向かってしまいました。

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

こちらは25粍機銃群のアップです。
模型とは思えないほど精巧な作りです・・・。

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

こちらは艦橋部には艦長さん?が指揮所に立っておられます(*^-^)ゞ 敬礼♪
そこには15.5㎝測量儀と二一号電探が見えます。
測量儀は日本光学(ニコン)製です。

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

艦橋部のアップです。これらの構造体は東宝特撮映画を手がけたチームが製作しています。
如何に自然に作り込むかと言うのが究極のモデリングと聞きました。
資料も乗組員の記念写真や海底に眠る大和の調査映像の解析、図面の収集解析から得られた結果を総合的に考証し作り込まれています。

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

3階からの見下ろしですが、でかいです・・・
この船体は山本造船という造船所で作られて実際に進水式も行われています。
まさに模型を超えたスケールと存在感です。

Yamato Museum 1 ( ̄^ ̄ゞ

明日はココに来るまでの道のりなど・・・(;´▽`A``

 


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ρ( ̄∇ ̄o) 皆様のコメント
でっかいなぁ〜(/ ̄∀ ̄)/
迫力ですなぁ〜(^O^)b

事の是非はさておき、当時の技術の粋を結集して作られたんやなぁて事がよく判ります。


また写真の撮り方が巧みです!
細部をよりよく写す事により、いっそうの迫力が増しております(*゜ー゜ノノ゛☆
Posted by yellowflag at 2009年08月24日 07:34
1/10でもこの迫力!

戦争に使われた「戦艦大和」とは別にして、
これだけのものを短期間に完成させた日本の技術力と生産力(しかも武蔵と2隻も!)には甚だ感心するばかりです。

この力を航空機に注いでいたら状況も変わっていたでしょうね。
良かったのか悪かったのか。
結局は戦争なんですが・・・。
Posted by ORCA at 2009年08月24日 08:26
大和ミュージアムには行ってみたいと思っていました(^o^)
「戦艦大和」は私でも知っている戦艦です。
またお恥ずかしいコメントですが、アニメで有名なヤマトとすごく似ていると思いました f(^_^; スンマセン
祖母や学校等から教わった事でしか戦争を知らないのですが。。。決して忘れてはいけない事なんだと思います。
Posted by プリンママ at 2009年08月24日 12:14
【yellowflagさん】
模型と侮ってはいけません!でかいし精密だし、このまま航海出来そうなくらいですヽ(^^)
今はコンピューターでカットできますから、精度は半端じゃありません!
この大和を復元した山本造船さんは護衛艦も修理してますが、その護衛艦よりもこの大和の方が精密であるそうですよ!
Posted by naru“o( ̄‐ ̄*) at 2009年08月24日 19:57
戦艦大和、昔作りました。プラモで。
製作中に棚の上から落して(汗
七割方出来ていたんですがショックで寝込みました(爆)
10分の1だと、見応えありますね。
小さくするのも大変ですがスケールが大きくなると、材料費も当然ながら膨らみ、それ以上に表現する部分が必然と多くなり大変ですね。
例えば、甲板の木板の木目やボルトの表現、勿論省略もアリですが本来有るところになければ、オモチャ的になってしまいますよね。どこまで精密感を求めるかですが(汗
模型を製作する用途によりますね。
Posted by RICETREE at 2009年08月24日 20:10
縮尺 1:10 全長25m、すごい迫力ですね。
ただ、これが戦争の道具だったことは悲しいことです。
しかし、平和的な目的だったら、これだけの技術は存在しなかったのでしょうね。
Posted by ADIA at 2009年08月24日 21:30
大和というシンボルがイデオロギーと融合して誤解されないようにお伝えしたいと言うことです

先ず安心して読めました

二度とこのような戦艦が日本で生まれないことを祈ります
Posted by ショウタン at 2009年08月24日 21:45
こんばんは。
今回は説明が多いですね~~。
カタログ見ているようです。
ブログ書くのも色々大変だナァ・・・とか思ってみたり。。。。

で、肝心のヤマトですが、鉄子なワタクシには苦手な分野でしてww
相方なら、たぶん目を光らせて見ると思います。

ワタクシもやっぱり『宇宙船艦ヤマト』にそっくりだなぁ、と思いました。
『ヤマト』がモデルにしたのでしょうね。
今現在、『ヤマト』の万歩計を付けているのでちょっとタイムリーかな?なんて・・・。
f(^ω^;;
Posted by さなまる at 2009年08月24日 22:18
【ORCAさん】
意外と記述も少ないのが武蔵デス。
同じ艦式とは言え2番艦というだけであまり話題にもならず、長男・大和の影という印象があります。
大和ミュージアムは出来ても武蔵ミュージアムはない・・・ある意味不公平ですね。
工業力は明治維新から100年を経ずにここまで昇華することができるのは奇跡であると言えましょう。これら奇跡と勤勉さ、世界に追いつき追い越せという直向きさがこの大和であり武蔵であると言えましょう。
技術革新は戦争と共にありますが、大和は多くの民生用技術を培ったことでその存在を後世まで残せたと言えましょう。
Posted by naru@(*'ω'*) at 2009年08月24日 23:09
【プリンママさん】
宇宙戦艦ヤマトは戦艦大和の延長上にありますので、そっくりで間違いございません(;^ω^)
実際にはアニメになった事で、大和の名前が受け継がれるきっかけになっていることは否めないでしょうね。
模型と言えども技術の粋を集めて居ります。必見ですので機会があればご覧下さい。
Posted by naru@(*'ω'*) at 2009年08月24日 23:19
日本の技術力ってすごいですよね。
これらの技術が戦後の復興から、高度経済成長にもつながっていったことを考えると、いろいろ複雑な思いもしますが。

迫力ある写真の数々、実際に見ているようです。
ただ菊花紋章を見るたび、、、

      もなかを思い出し、食べたくなります(^_^;)
      そう、朝日堂のあれです。
Posted by tetsu at 2009年08月24日 23:22
【RICETREEさん】
模型とは言えホンモノに迫る精密さです。
この甲板は実際の船大工さんが昔の製法を再現して製作しています。
技術は何でも同じですが、継承して行かなくてはなりません。マニュアルで示すのではなく、「やって見せて覚えさせる」そして伝えると言うのが一番の難関であると言えましょう。
完成間際のプラモを落としたら・・・・考えたくもありませんね。
かなりのショック☆<( ̄□ ̄;)>☆ショックは間違いございません(;^ω^)
Posted by naru@(*'ω'*) at 2009年08月24日 23:27
【ADIAさん】
先ほども書きましたが、軍事が民生を引っ張っていた時代です。
またこの関係があったこそ、今の日本の底上げが出来ると言えましょう。
戦争がなければ技術が進歩しないのも淋しい話ですね。
Posted by naru@(*'ω'*) at 2009年08月24日 23:33
【ショウタンさん】
題材が題材なだけにシンプルな説明と、ニュートラルな立場での説明を心がけました。
ですので安心して読み続けてください。ちょっと続きますので(´ー`A;)
Posted by naru@(*'ω'*) at 2009年08月24日 23:37
【さなまるさん】
ブログも大変です(='m') ウププ
興味の対象を記事にすると気合の入れ方も違いますし、書きたいとはやる気持ちになってしまいます。
それ故、カタログか説明書のような記事になってしまいます。それはイカンな、と思ってかなり割愛している所もあります。ただ、オープンなブログですのでわかりやすく要約する事も心がけております。

宇宙戦艦ヤマトに関しては先ほどのお返事に書かせて戴いた通りです。
ところで今年の12月に宇宙戦艦ヤマト・復活編が上映されますね!
万歩計と言い、映画と言いタイムリーですね!
Posted by naru@(*'ω'*) at 2009年08月24日 23:53
【tetsuさん】
工業製品として大和をみると日本の技術は高いと感じますね。
だた、その技術は誰もが出来る平均的なルーチングワークではありません。
相当高度な個人スキルに依存しています。
菊花紋章でモナカを思い出しましたか!そのお気持ちよくわかります!
Posted by naru@(*'ω'*) at 2009年08月25日 00:00
技術立国日本として世界に誇れる作品ですよね…
十分の一で復元されているのには驚ました!

兵器としてではなく、技術力の高さを誇れる国で有り続けてほしいですね…!
Posted by namino-kt at 2009年08月25日 10:01
【namino-ktさん】
ようこそいらっしゃいませ(^^)
有用の美と言う言葉があります。等しく機能的に洗練されたものは美しい。大和を兵器として見るのではなく、工業製品として見た時、無駄のないフォルムからこの艦の美しさが引き立ちます。
この培った技術をもっと民生用に活用し、日本のレベルアップにまだまだ貢献して欲しいですね!

>技術立国日本として世界に誇れる作品ですよね…
>十分の一で復元されているのには驚ました!
>
>兵器としてではなく、技術力の高さを誇れる国で有り続けてほしいですね…!
Posted by naru“o( ̄‐ ̄*) at 2009年08月25日 16:33
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