ゴルフトゥーラン＆Field-note

春休みに入った休日の午後

(*・・)σヨメ　「ネェネェ♪いい絵本見つけてん！(*^∇^)ノ”(￣・￣*)・・・ン?」



その本にはこのような帯が付いていました。

アニメの原作、しかも国際アニメーションフェスティバル最高賞受賞のアニメの絵本。

さらに。第８１回（２００９年）短編アニメーション部門で、原作アニメが米国アカデミー賞を受賞。

受賞したからスゴイというのではなく、内容を見てみると忘れがちな大切なモノを呼び起こしてくれたと言う事が重要であり、それがスゴイ事であると分かります。



つみきのいえ

水につきだした家に住むおじいさん。ソコは水位が徐々に上がってくる世界です。

そこでおじいさんは幸せに暮らしています。近所の友達とチェスをしたり、子供達からの手紙を読んだり・・・
今で言う悠々自適の生活ですね！　(-ω-;)ウーン　理想的だ！

水位が上がったらその家の上に付け足してきます。

ある日今の家にも水が上がってきて上に付け足す必要が出てきたところからお話は始まります。

工事を始めて間もなく、大工道具を水に落としてしまいました。

おじいさんは落とした大工道具を取りに水中に潜っていきます。

その潜った場所はかつて生活していた家です。

そこでおじいさんの脳裏にこの家で過ごしてきた過去が蘇ってきます。



これから結婚生活がスタート！σ(^_^)のとこは15年前だ！　

お話の流れはこのように進行していきます。
ここでお気づきの方もいることでしょう。
この家はおじいさんが歩んできた歴史そのものなのです。
そこで繰り広げられた出逢い、出産、成長、旅立ち、そして別れ・・・これがこの家に凝縮されているのです。



思い出されるこの家の出来事

この絵本を手に取った方々は人生の家のどのアタリにいますか？
コレを気づかせてくれるのが「つみきのいえ」の物語なのです。

今、(*・・)σヨメが活動している絵本の会でも読んでみたいそうです。
小学校6年生なら分かってくれるかな？
子供だけでなく、大人にも読んで欲しい絵本ですね。

過去を振り返る事が目的ではありません。これからどう生きるかを問うためきっかけを与えてくれていると思います。
今、σ(^_^)がよく言ったり思うのですが、ライフワークって何だろう？
この答えは未だに出ません。出るとも限りません。しかし、その果てしなくモヤモヤとした中でもこの本に出会えた事は、自分にとって、σ(^_^)達にとって必ず見いだせるモノがあると確信できました。

この長ったらしいメッセージを読まれた方々にも何か得るモノがあればいいなぁと思います。