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2009年06月10日

Beauty of Japan 吉祥天女さん

お目当ては年に3度しか開帳されない立像なのです。

Beauty of Japan 吉祥天女さん

それは「吉祥天女立像」です。

1212年 木造の立像で、高さは90㎝ほどです。
美と豊穣と幸運を司るヒンドゥー教の女神を前身にとしている、福徳を司る美人です。

写真でもわかるように福々しいお姿で、切れ長の目、弧を描く眉等、仏像の中でも異色のお姿です。

雑誌からの引用ですので、綺麗なお写真はトρ゛(・・*) ぽちっとなっ♪strong>いてくださいね!

Beauty of Japan 吉祥天女さん

ブルータスからの引用でした。
巷はこのような特集でイッパイですね(゚∀゚;)
さて、吉祥天女さんの公開は年3回

1月1~15日、3月21日~5月20日、10月1日~11月30日に公開されます。

今回は3月からの公開に行ってきた訳です。
ご覧の通り、福よかなお姿に常日頃見ている仏像との違いを感じました。鎌倉時代の作であることから作風も写実的な雰囲気を醸しだし、親しみと威厳が見事に調和しました。

ご本尊も国宝ナノですが、どちらかと言えば吉祥天女さんの方が有名かも知れませんね。

国宝は三重塔もデス。
自然の中にとけ込んでこちらも端正なお姿デスね。

Beauty of Japan 吉祥天女さん

こちらのご本尊は薬師如来さんデス。
こちらも秘仏で決まった日時しか公開されませんが、現在は修理中とのこと・・・アライグマに侵入されてキズを付けられました。

Beauty of Japan 吉祥天女さん

もみじの新緑が綺麗です(´▽`)はぁぁ・・♪(うっとり)
紅葉しているのもいいですが、こちらもナカナカのモノです。生命感が輝いていますね!

Beauty of Japan 吉祥天女さん

屋根のスカイラインも綺麗です。
個人的には五重塔より三重塔の方が好きです。小振りな所も気に入っていますが、高さのバランスが良いように思います。

Beauty of Japan 吉祥天女さん

こちらの本堂と三重塔の間に池があります。
そして本堂と三重塔は相対しています。本堂の阿弥陀さんと三重塔の薬師如来さんが向き合っている配置になっています。

Beauty of Japan 吉祥天女さん

これは薬師如来は東方浄瑠璃世界に住み、現世の苦しみを除く仏さんであり、阿弥陀如来は西方極楽浄土の仏さんです。
薬師如来を東、阿弥陀如来を西に安置することにはこうした意味があり、三重塔のある東岸は「此岸」(しがん、現世)、池をはさんだ西岸は阿弥陀如来のいる「彼岸」(ひがん、あの世)であるという事が言えるかもしれませんね。
(* ̄ノ ̄)/Ωチーン (* ̄- ̄)人 i~ 合掌

ところでこちらの本堂の上をよく見て下さいね。
鬼瓦と思いますが、かわいい鬼瓦さんのってます!

Beauty of Japan 吉祥天女さん

鬼側と言えば厳つい姿ですが、こちらのは(='m') ウププと笑みがこぼれます。
行かれたらちょっと上を見て下さいね!

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ρ( ̄∇ ̄o) 皆様のコメント
吉祥天女はヒンズー教の神様が前身とは知らなかった
ヒンズーの神々は異形な神様が多いですが日本に来るとたいがいべっぴんさんにおなりですね
Posted by ショウタン at 2009年06月10日 10:13
もみじの新緑はなかなか感じる事がなかったですが、お写真で気持ちが良いなぁ~って感じました♪
三重塔は初めてです。 
鬼瓦さん本当に可愛いですね(*^o^*)
Posted by プリンママ at 2009年06月10日 12:11
うう、シビレますね~~!!(笑)
(((☆ω☆)))~~~!

吉祥天の秘仏って・・・確かに話には聞いたことがあるような気がします。
秘仏だけあって、やはり綺麗な姿で残ってますね~!
きっと、色彩も綺麗なのでしょうね~~♪

最近、仏像ブームなんですかね?
仏像好きとしては嬉しいですが・・・。

それと、鬼瓦・・・といいますか、瓦の上に載っているモノ、私コレも好きなんです(爆)
坂本・西教寺の猿さんとか、関宿の動物モノとか・・・。
で、この鬼さんも素敵ですね~~。
やっぱり、見にいきたい!!ww
Posted by さなまる at 2009年06月10日 18:18
【ショウタンさん】
インドから来た仏教と考えると長い道のりを経ているうちに、その地方で受け入れられやすい姿に変化したと思われます。この天女さんもこの時代にマッチしたお姿になったと考えられます
仏像となると中性的になりがちですが、豊穣を女性の姿に託していると思われます。
Posted by naru“o( ̄‐ ̄*) at 2009年06月10日 21:04
【プリンママさん】
モミジの新緑は生命力溢れて綺麗ですね!これから頑張るぞ〜と言っているようです!
小さなお寺さんですが気持ちよい場所ですよ〜機会があればおすすめしますヽ(´ー`)ノ
Posted by naru“o( ̄‐ ̄*) at 2009年06月10日 21:08
【さなまるさん】
やっぱりしびれましたね!(・∀・)
境内は自由に散策できますのでのんびり出来ますよ〜これからなら岩船寺とセットで行くといいと思います
紫陽花が綺麗だと思いますし、どちらも小さなお寺で和みますよ
Posted by naru“o( ̄‐ ̄*) at 2009年06月10日 21:34
確かに仏像とは思えないお姿ですね。

池周辺の素朴さというか、自然さがいいです。

>かわいい鬼瓦さん
なぜここにと思うくらい、可愛いですね。
Posted by ADIA at 2009年06月14日 20:40
【ADIAさん】
吉祥天女さん・・・仏像と言うよりも人間みたいでしょう~
何が謎があるかも!
池は仏教寺院なら良く見かけます。調べてみないと・・・(^_^;)
Posted by naru@(*'ω'*)定休日 at 2009年06月14日 22:55
私も阿修羅像が気になって雑誌を買いましたよ!…これではなく、別のでしたが…笑

鬼瓦の狛犬…おとぼけ?ではないのでしょうが楽しいですね!…笑
Posted by naminosabaohnaminosabaoh at 2009年06月19日 19:15
『 naminosabaoh』さん

「一個人」と「サライ」も確か特集してましたよね?!後もう1冊あった様な・・・
阿修羅像が東京に行ってるからでしょうね!
仏像の世界も奧が深くてなかなか面白そうデス。昔は全然全く興味がなかったのですが最近気になります。

狛犬さん、お茶目でしょう(^ー^* )フフ♪
Posted by saki(*゜-゜) at 2009年06月19日 22:46
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