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2006年02月25日

夜景 ホームにて

繁忙期に入って休日出勤していました。
普段降り立つホームは休日の為か人が少なく、いつもの喧噪が嘘のようです。

夜景 ホームにて

【京都駅の夜景】

その中を歩いていると、随分以前の事を思い出します。

まだ、京都に市電が走っていたことですから、30年以上も前の事です。
当時、私の祖母は京都に住んでいました。
祖母の家は電車道(当時市電が走っている道路をそう呼んでいました)からすぐのところでした。
夜が更け静かになると、市電の音がよく聞こえました。

ある冬の夜のこと、父と二人で祖母を訪ねた帰り道、市電の停留所で市電の到着を待っていました。
夜も遅かったのでしょう、市電はナカナカ来ません。
道路の真ん中に設置されている停留所ですから、風を遮る設備もなく吹きさらしです。

すると、父が私の後ろに立ち、自分のコートでくるんでくれました。
その暖かかったこと・・・鮮明に記憶に残っている出来事でした。

そんな昔の出来事を思い起こさせる夜のホームは、ノスタルジックな気持ちにさせる不思議な力があるのかもしれませんね。

同じ事を息子にしたことがあります。その時、子どもが安心したような気がしました。
その時の父はそれを思ってしてくれたのでしょうか?
今となっては知る術はありませんが、私にとってかけがえのない思い出です。
同じように私の子ども達にも伝わればいいなと思いました。

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ρ( ̄∇ ̄o) 皆様のコメント
こんばんわ、guitarbirdです

とてもいいお話ですね。
それが自然にできるというのが、またいいですね。

私も東京にいた頃は書店で働いていたので、
土日祝に出勤することがあって、それはそれで
人が少なくて楽しかったです。
ただビジネス街っぽい所だったので、日曜は、
昼飯が食える場所が少なかったのが、難点でしたが・・・
Posted by guitarbird at 2006年02月25日 22:39
なんだかほっこり、温かな気持ちになりました。
Posted by tetsu at 2006年02月25日 23:09
少しせつなくなる お話でした。
映画のシーンの様な色ですね 京都駅とは、想像が付きません・・
お仕事お疲れ様でした。
Posted by ゆうとまま at 2006年02月25日 23:09
【guitarbirdさん】
土日に働くことは嫌いではありません。人も少ないので楽は楽ですね。それは子どもが小学校に行くまででしたね。(゜ー゜;Aアセアセ そう平日に休ませることも出来ないですから・・・

【tetsuさん】
ついつい昔話になってしまいました。
暗いホーム見てると思い出しちゃって・・・

【ゆうとままさん】
切なくなっちゃいましたか・・。ホームにおりた瞬間に思い出してしまって、書いてみました。
ままさん、誰でも主人公ですよ。そしてドラマがあります。私はそう思います♪
Posted by naru at 2006年02月25日 23:21
こんばんは。
休日出勤お疲れ様です。
いいお話ですね。ホロリときました。
必ず子供達には伝わっていると思います。
Posted by yn223 at 2006年02月25日 23:29
私も夜のホームが好きでもあり、どこか切なくもあります。
親元を離れ香川に住んでいたころ、帰省の行き帰り、ホームで電車を待つ間、それが一人での生活と家族との生活の切り替えポイントでもありました。
それは実際の状況でもあり、気持ちの上での切り替えでもありました。
親への反抗心を持っていたころから、自立心が芽生え、離れて始めて判る親・家族のありがたみ。
決して楽ではない生活の中、一人暮らしを認めて大学まで出してくれたこと。
一人電車を待つ中色々と思いをめぐらすこともありました。

こんなことを書いていると、電車の旅もしたくなってきました・・・
Posted by tetsu at 2006年02月25日 23:58
こんばんは。お仕事お疲れ様でした。
いい思い出ですね。同じような思い出を、子供に残してやりたいと、私も思います。

普段見慣れているはずのホームも、全く別の表情ですね。モノクロで見てみたい気もします。
Posted by hiro_traviq at 2006年02月26日 00:52
【yn223さん】
おはようございます。
子どもが何十年後かに思い出してくれるといいなぁと思っています。

【tetsuさん】
鉄道の旅もいいですね。車と違って時間の流れが違いますね。スローな流れになると私は思います。
その中にいると、いろんな事を考えたり、感じたりする時間が生まれますね。そこで初めて気がつくこともあります。それが「旅」ではないでしょうか。遊びだけが「旅」ではありませんからね。

【hiro_traviqさん】
仕事帰りでで( ̄。 ̄)ボ~~~~ッっとしていたのでしょう。違う見方になったようです。
この次は久しぶりにモノクロに挑戦します(*^-^)ゞ ♪
Posted by naru at 2006年02月26日 09:19
おはようございます。
胸が温かくなるいいお話ですね。
これを読んだとき、駅の無機質なはずの鉄骨から、私は人間くささを感じました。
Posted by ADIA at 2006年02月26日 09:48
年末の帰省の折、京都始発のあかつきをよく、利用しました。
こんな風景だったような気がします。
今では京都駅も立派になって・・・

よく見れば、無骨で洗練されてないデザインですが、強そうな感じですね。
昔の職人さんの技なのか?

今でも山陰方面ゆきのホームは、こんな感じですか?
Posted by golfbaka at 2006年02月26日 23:16
【ADIAさん】
子どもが大きくなるまで、父との記憶は忘却されていましたが、近頃復活気味です。
父に近い年齢に近くなっている事もあるのでしょう。妙に思い出します(^▽^;)
駅は喜怒哀楽様々な人間に想念が渦巻いていると思います。そのような者が時として無機質なモノに人間臭さを与えるのかもしれません。

【golfbakaさん】
あかつきは今でもよく見ますよ。朝京都に到着する時に出くわします。
あかつきには1度だけ乗ったことがあります。
その時は博多からでした。
あかつきの発車ホームは変わっていないと思います。ガラス張りの待合室が出来たくらいです。
山陰本線は昔のおもかげナシです・・・。
Posted by naru at 2006年02月27日 00:15
"今"に残る鉄道の風景ですね。
深い被写体深度でレトロ調でありながら左の東海道筋から間もなく引退する205系電車や今風の駅名標から現代を感じますね。
駅の屋根の鉄骨材は古レールリベット打ちで出来ているところもあります。
大阪駅もずいぶんと建替えがはじまりレトロな跡が無くなってしまいました。

中学生のころあかつき号を利用して長崎へ一人旅をしたことがあります。
寝台特急も利用者が減少し風前の灯ですね。京都駅を通る寝台特急も3/17(始発駅基準)を最後に上下1本が廃止となります。思い入れのある列車だったので寂しさがあります。
Posted by RICETREE at 2006年02月27日 14:33
何事も便利になると云う裏側には、良い物(ここではノスタルジーが味わえるモノでしょうか?)が
失われて行く気がします。

ホームでの色合いが渋いです!

確かに夜景とか夜行って言うものは、哀愁だとかノスタルジーって言う言葉が似合いますね?

普段はタダの夕方のラッシュ時間帯の景色なのですが、
それが寝台列車(日本海1号函館行 大阪駅17:47発)の車窓から見つめると、イツモの景色(風景)なのにグッと来るモノがありました。
暗闇があるからこそ灯りが引き立つんでしょうね!?
おっと今日の僕もノスタルジー??(笑)
お仕事お疲れ様でした。大変ですね?
週末は土曜はまたぁりと、日曜は格闘をしておりました??
Posted by yellow flag at 2006年02月27日 18:16
久々の登場です(^^;
※ポチットなは◎

主観ですみません。

哀愁って言うのでしょうか、談話との相乗効果でとても良い感じですね♪
以前お話しがあった、『白黒』では「何か」が見えそうですね(^^;
本人の意思が伝わりそうな。。。
Posted by あかね@パパ at 2006年02月27日 21:31
【RICETREE さん】
まさに情緒が急速に失われていく感じです。
気がつけば新しいモノばかりになっていくような・・・。古いモノ・・・マダマダ十分使えるのに撤去されていく。中途半端な古さが一番なくなりやすいですね。思いっきり古いと文化的な価値も出ますが、少し古いくらいでは価値も見いだせないまま姿を消していくように思います。

【yellow flagさん】
見慣れた風景も、場所は状況がかわるだけで、全く違うモノになりますね。夜は特にです。
帰りの電車も新快速から快速に代えるだけで、がらりと変わります。高槻から各駅になると、夜などは妙に情緒感じます。

【あかね@パパさん】
ご無沙汰です!
モノクロな世界はもっと心象風景になると思います。色がない分見ていただいている方のイメージが膨らんで、写した本人以上に感じるものが表現出来るかもしれませんね~
Posted by naru at 2006年02月27日 23:19
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