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2009年05月08日

Project 世界遺産~大峯山 No3

だらだらと標高が上がっていきます。
登っていて感じたのですが、高度差は同じでも地元の愛宕山の方が疲れ方が違います。愛宕山の表参道は階段ばかりでへばってしまいます。水尾から上がると大峯山よりきついけれど似たような感覚で上がれるかもしれません。

Project 世界遺産~大峯山 No3

Project 世界遺産~大峯山 No3最初の休憩地点一本松茶屋に到着!
Project 世界遺産~大峯山 No3 Project 世界遺産~大峯山 No3

中にはベンチもありますが、最初から休憩するほど上がってきていませんのでここはさくっとスルーしていきます。
関西私鉄には登山会があるのですね・・・職場で登るというのもいいかもしれませんね。

さて、ここを通過後道が少し険しくなってきた感じがします。
それでも整備されいるので迷うことはありません。歩きやすい道と言えるでしょう。

Project 世界遺産~大峯山 No3 Project 世界遺産~大峯山 No3

所々崩落しているところは橋が架かっています。これも架けられた「講」の名前が記されておりました。

講(こう)とは、同一の信仰を持つ人々による結社である。ただし、無尽講など相互扶助団体の名称に転用されるなど、「講」という名称で呼ばれる対象は多岐に渡っている。

ところで「講」とは・・・

元々の講は「講義」「講読」の「講」であり、平安時代に仏典を講読・研究する僧の集団を指すものであった。後に仏典の講読を中心とする仏事(講会)を指すようになり、さらに各種の仏教儀式一般に講という名称をつけるようにもなった(報恩講など)。

この「講」が中世ごろから民間に浸透する過程で、様々な信仰集団に「講」という名称がつけられるようになった。信仰集団としての講には、地域社会の中から自然発生的に生まれたものと、外部からの導入によるものとがある。前者の講は、氏神・産土といった地域の神を信仰する氏子によって、その神祠の維持のために運営されるものである。社格の高い神社の講では、「村」の範囲を超えて広い範囲に構成員を持つものもある。

講は講社ともいい、講の構成員を講員という。講の運営にあたっては講元(こうもと)、副講元、世話人などの役員を置き、講員の中か選任され、講の信仰する寺社から委嘱されるのが通常である。

外部からの導入による講は、当初は山岳信仰に関するものであった。立山などの修験者が霊山への登山を勧めて全国を廻り、各地に参拝講が作られた。それにならって各地の神社・寺院へ参拝するための数多くの講も作られるようになった。これらの参拝講では、講の全員が参拝に行く「総参り」もあったが、多くは講の中から数人を選び、代表して参拝する「代参講」が行われていた。
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

以前の記事でお伊勢さんの記事がありましたが、そこにも「講」が有りマス。
社寺などで寄進されたものの横に「~講」とあれば、その講が講の構成員から浄財を集めて作ったものと考えられます。
これも功徳の一つとして行われると言っても差し支えないでしょう。修行の傍らで自己ができる精一杯の信仰が形となったと言えます。
この講の方々はこのレポの後半で出てこられます。

Project 世界遺産~大峯山 No3

ここで行程の目安である「お助け水」に到着!ここで小休止ですε-(´・`) フー

さっそくお水を頂戴することにします。

Project 世界遺産~大峯山 No3 Project 世界遺産~大峯山 No3

Project 世界遺産~大峯山 No3 Project 世界遺産~大峯山 No3

ゴクゴク ⊂(^^ ) 冷たいお水が染み渡っていきますね~それでも沢山飲んでしまうとへばっちゃうので1杯のみ戴いて体を休めました。

オトウト君が覗いていますが、ごぼ!ごぼ!と音がしています。
沸いているのかどこからか引いているのかは不明でしたが、有り難いお水には変わりません。

次は尾根道である大峯奧駈道まで一気に上がります。
ここで楽しい出逢いが待っていました(゚ー^*)お楽しみにね!




タグ :熊野古道

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ρ( ̄∇ ̄o) 皆様のコメント
勉強になります <(_ _)>

写真を拝見すると険しくはありますがとても整備がされていますね。
お助け水も本当に助かりますよね。楽しいですし♪
そしてシェラカップで飲みはったんですねd(>_・ )(笑)
Posted by プリンママ at 2009年05月08日 12:38
乾いた喉に染みわたる湧水!…旨いでしょうねぇ!
Posted by naminosabaohnaminosabaoh at 2009年05月08日 21:41
こういう所を歩いて汗かいたときには、「水ほど旨いものはこの世にはない」と思ってしまいます。
でも、下山して「腹減った~、ラーメン食いたい」と考えるのも常かと…。(笑)
Posted by Chum88Chum88 at 2009年05月08日 22:23
みなさん、( ゜▽゜)/コンバンハ
【プリンママさん】
小難しい話になっちゃって恐縮しておりました。
お助け水は直接飲めないので、みなさん柄杓から容器に移して飲まれていました。(そのようにして飲んでくださいと、現地で書かれておりました)
Posted by naru@(*'ω'*) at 2009年05月08日 23:27
【naminosabaohさん】
(o ̄∀ ̄)ノ”ぁぃ めっちゃ美味しかったです!
水が美味しいと思ったのは屋久島でもそうでした(゚ー^*)
Posted by naru@(*'ω'*) at 2009年05月08日 23:28
【Chum88さん】
ラーメン・・・ここにはありませんでした(T-T) グスッ
でもその気持ち・・・よく分かります!
名水で作ったラーメンがあったら食べているでしょ~≧(´▽`)≦アハハハ
Posted by naru@(*'ω'*) at 2009年05月08日 23:47
山へ川へ。(海もですね。)
ほんとうに自然を愛する大人へ成長するでしょうね。
>オトウトくん。
Posted by ORCA at 2009年05月09日 09:38
子供の世界の裾野を広げることって大事ですよね。
押し付けにならないように、でも小さくまとまらないように。
いい背中を見せるべくチチ同士頑張りましょう!
Posted by フジタLG-2 at 2009年05月09日 10:11
【ORCAさん】
アウトドアは大好きですから、このまま大きくなってくれるでしょう!
ところで最近では将棋にも嵌っております!
Posted by naru@(*'ω'*)お休み at 2009年05月09日 22:24
【フジタLG-2さん】
仰るとおりです。オトコの背中を子供達に見せるのは大切ですね! (*・・)σフジタLG-2さんの背中も素敵でしたよ!v(^^)v
Posted by naru@(*'ω'*)お休み at 2009年05月09日 22:34
自然の水を飲む機会があるのはいいですね。
美味しいでしょうね。
Posted by ADIAADIA at 2009年05月10日 21:04
誰と出会ったのかな
楽しみです
今年はマダ登っていません
五番関からでも登ろうかな
Posted by ショウタン at 2009年05月11日 01:56
【ADIAさん】
水がそのまま飲めるって素晴らしい事ですね!
コンビニや自販機の水とはやはり違います。飲んだ後美味いと言っちゃいますからね!
Posted by naru@(*'ω'*)お休み at 2009年05月11日 06:08
【ショウタンさん】
お忙しそうですね~前鬼には行きそびれてしまいました・・・またチャレンジしたいと思います!
そうそう山の出逢いはオモシロイデスね~(゚ー^*)
Posted by naru@(*'ω'*) at 2009年05月11日 06:10
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