山に入る前のレクチャーでガイドさんから・・・・
「ドングリはたくさん持って帰らないで1つか2つぐらいにしてね!森の動物たちの大切な食糧です」と、聞かされていました。
足下にはドングリが無数に落ちている木があります。
その反面(〟-_・)ン? あまり多くないのもあります。
(・_・?)ハテ と思っていると、ガイドさんが教えてくれました。
元気がなくなってきた木は子孫を残そうと大量のドングリを落下させるそうです。
そうやって命を紡いでいくのです!大量に落ちたドングリの中から発芽できても、親の木と同じ大きさになれるのは1つです。そう考えるともの凄い確率と言えますね。
命を紡いでいるのは他にもあります。楓の谷と呼ばれていました。
ここの1本の楓が倒れています。(*・・)σヨメが指さしていますね!
その周りに細いひょろっとしている木が見えると思いますが、それがこの倒れた楓の子孫達なのです
エェッ!?(* □ )~~~~~~~~ ゜ ゜
自分が倒れる前に子孫を残しているのです!
それも自分が元気なときは枝があって日光が地面まで届きませんね。元気がなくなって枝振りが悪くなり、そのうち倒れてしまう・・・そこで長年地面で待っていた種子が一斉に発芽し親の周りで大きくなろうとしてゆきます。
果たしてドレが立派に成長するでしょうね!楽しみです。
最後に森の所々ではこんな木を見かけます。コレ(。_。)q
これは寒いからとか過保護で包帯のように巻いているのがありません。
虫がブナにやってきて卵を産み、木を枯らしてしまうのです。
そのために地上より4mの位置まで包帯を状にビニールを巻き木を保護しています。
虫はドンドン拡がって、1つのつがいから約60匹の子供が発生し、伝播してしまうそうです。
この現象はココだけでなく、京都市内・・伏見稲荷の森でも進行しているそうです。
このエコツアーを総括すると悠久の歴史を感じる森・・・
大切にされてきた木々も子孫を残そうと必死に工夫し命を紡いでいますね!
一方では虫に倒されるのを防ぐべく人間も戦っています。後生までこの森が続く事を節に祈って下山しました。
そのような事を考えていると、紅葉も愛おしいものですね!