昨日、ご紹介した
宿杉ですが、あれだけまとわりついてもなぜ育つか・・・。
6種類の中には種子で株に飛んできて、株の上で発芽したものもあります。
それがなぜ育っていると思いますか?
発芽すれば当然根が生えます。通常ならすぐそこは土です。
しかし株の上です・・・( ̄(エ) ̄)ゞ クマッタナー
そこに北山の気候が関係してきます。
このあたりは霧が多く発生し山を包み込みます。これが株の上にありながら土にいるのと同じ状態を作り出すのです。この水分を利用して発芽した植物は土を求めて根を張り養分を吸収し大きくなっていくのです。
なんと!キャー!ビックリ!! (*゜ロ゜)ノミ☆(;>_<) バシバシ これが自然なんですね!
屋久島は雨が多い、片波川は霧が多い・・・これが水にまつわる共通項なのです。
さて、今度は( ; ̄ω ̄)ゞイテテ・・・板いお話・・・
初めて見ましたが、板を取っています。それも木を倒さずです。
板取り杉 と、言っていますが、まさしく板を取っているのです。
丁度立てに鋸引きを行い、材を取っています。サイズ的にテーブルの天板にいい大きさですが、いつ採取されたかは不明なため用途も不明です。
専門家のお話だと1回で鋸引きを行っている・・・かなりの熟練者ですね。
鋸を入れるために必要なダケ削りをいれて、鋸を入れています。
そして一気に曳いて切ったと思われます。
木目がきれいに出ています。堅い部分はそのまま残り、柔らかい部分が沈んでいる。
コレをもう一度磨けばきれいな木肌が出るでしょうね!
さらに驚きは、枯れないように半分だけ板取りしているのです。そして台を残るようにしているそうです。
これも先人の知恵なのでしょうね!
ちゃんと足下から新たな命が芽生えています。
自然って侮れない大きな大きな存在だと言うことですね!(*_*) マイッタ